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最新記事【2007年03月17日】

 
マインドマップとは、トニーブザン氏が提唱した思考法をメモする方法です。


マインドマップを簡単に説明すると、マインドとは、思考のこと。そしてその思考を放射線状に箇条書きにメモしていく事です。





従来のメモの方法は、直線的でノートの上から下に向かって情報を書き込んでいきました。文書化された情報は、レポートとしては使えますが、実は思考を整理するためのメモとしては、非常に不完全な形です。


そこで、脳の働きに則ったメモの方法が提唱されました。


それがマインドマップです。


脳は、ランダムに思考します。つまり、1から10まで理路整然に考えたりアイデアを思いついたりするわけではありません。


経験があると思いますが、仕事ことを考えているのに、いきなりテレビ番組の事を考えたり、「あ、そういえば。」なんて夕ご飯の事を思いついたり。


脳はたえず、ランダムに物事を考えています。決してリニアに、つまり直線的に考えているわけではありません。


このサイトでは、マインドマップの書き方、アイデア創出方やマインドマップ作成ソフトのレビューなどをお伝えしていきます。

 




マインドマップは、記憶を助ける役目がありますが、その構造は脳の働きに合わせてあります。


脳は思考する時に、一つの事柄をずーっと考えているわけではありません。仕事の事を考えながらも、仕事と関係のない事を考えていたり、キーワードを別の角度から見たキーワードを思いついたりもします。


また、順序もバラバラだという事があります。


例えば論文を書くとしましょう。普通であれば、1ページ目から構成を考えます。


しかし、論文のトピックを考えていると、順番通りに構想が思いつくなんてことはほとんどありません。


つまり、「あ、あれも書きたい。」「これも書きたい。」「こんなことも書かなくちゃ。」「これって書いた方が良いなぁ。」という具合に、ランダムにアイデアが湧いてきます。


アイデアが浮かんできた時に、論文の目次のように順番を決めながらメモを取ると、ランダムに湧いてきたアイデアを忘れてしまう事になります。


そうならないためには、関連すると思われるアイデアを全て書き留める事です。バラバラでは一覧性が良くないので、マインドマップのように中心のトピックから放射状にアイデアを書いていきます。


マインドマップは、まさに脳に合わせたメモの方法というコンセプトがあります。

 
マインドマップは、記憶を定着させる時に使ったり、メモを取る時、そしてアイデアをまとめる時などに使えます。





フォトリーディングという速読方法があります。そのフォトリーディングでは、マインドマップを使って、速読した本の内容をまとめます。


またテストでは、テストのテーマに則ってメモを作成して記憶していきます。記憶はキーワードの結びつけですから、マインドマップのようにキーワードを関連付ける構造では、非常に記憶しやすい方法となります。


またアイデアの整理にも使えます。わたしはいつもサイトを作成したり、文章を書く時に、マインドマップを活用します。





上記はこのサイトを作る時に作成したマインドマップです。


アイデアを放射状にまとめる事で、とても整理しやすくなります。また追記するのも楽です。


これがノートを取るような直線的な整理方法だと、追記するのは非常に面倒です。

 
マインドマップは、中心にテーマを書き、その周りにどんどん放射状にアイデアやキーワードを書き込んでいきます。


これは、脳の思考方法がランダムに出来ているためです。





脳は、一つの事をずーっと考えることができません。一つの事を考えている一方で、他の全然関係のない事も考えていたりします。そして、一つのテーマを俯瞰して考えているので、順序立てて考える事もしません。


その思考方法をまとめようと思うと、従来の上から下に書いていくノートだと情報を整理しにくいのです。


上から下へ線的に、つまりリニアに情報を書いていくと、情報の関連付けやキーワードのつながりが分かりにくくなります。


一覧性も低下します。


一度試してみると分かりますが、サザエさんについての論文を書け、と言われた時にどうやってまとめますか?サザエさんに関するキーワードを上から下に書いて行くと、上の方にあるキーワードと下の方にあるキーワードが関連した時に、どうやって結びつけますか?


またびっしり書き込まれたノートやメモは、情報をとり出すのに時間がかかってしまいます。せっかく今考えている事が、中断されてしまいます。


マインドマップはこうした問題を解決した整理方法なんです。

 
わたしは普段、言葉で考える癖があります。これは、学校教育がそうのように出来ているといってしまえばいいのですが、いかんせん、現実的には残念ながら言葉で考えています。


しかし、天才と呼ばれる人たちの思考法は、実はイメージを使っているんです。





アインシュタインは、めったに言葉で考えなかったと言います。まず、アイデアが見えて、そしてあとから言葉や公式で表現するんだそうです。


広告を仕事としている人たちも、画像を使って仕事をしているそうです。画像と言っても、頭の中に浮かぶイメージの事です。


彼らは、キャッチコピーを作る際、クライアントが提示した依頼を言葉を通して理解するのではなく、提示された依頼をイメージとして捉えます。


例えば、「iPod」を売りたいと言うお客さんがいれば、そのiPodから想像されるイメージをすぐに思い浮かべます。つまり、iPodから1000枚のCDを抱えた自分を思い浮かべたとしましょう。


その画像をつかってキャッチコピーを作るんです。


マインドマップも実はこれを同じ仕組みなのです。マインドマップは、キーワードを立体的に結びつける作業です。


そして、中心にあるテーマから延びたキーワード群のつながりをイメージ化します。そうする事で、記憶を定着させて、新しいアイデアが浮かぶのを助けます。

 
記憶とはなんでしょうか?もちろん、何かを覚えるという事ですね。





脳の仕組みから記憶を考えてみると、記憶に有効な暗記術やノート術が分かると思います。


脳は、まず目から入ってきた情報をイメージとして捉えます。そしてそのイメージに、言葉という情報とイメージという情報のタグを付けます。言葉は左脳に、イメージは右脳に格納されます。


しかし、イメージの方はファイル容量が大きいので、大きな情報を備えているのですが思い出すのに時間がかかります。ただし、思い出した場合には、そのイメージに関連した事までも思い出す事が出来ます。


言葉は、ファイルサイズが小さいので記憶しやすいのですが、記憶としては情報がイメージよりも狭く、ただ言葉を思い出すだけでは狭い範囲しか思い出せません。


こう考えると、イメージを記憶しておけば、関連情報までも思い出せ、そして連想的に守株の情報と結びつけやすいのです。


イメージを使って記憶をする事とは、物事を俯瞰的に捉えるためにも有効で、イメージから言葉を作る事で、多くの事柄を処理できます。


一夜漬けで覚えた文章はすぐに忘れますが、教科書の流れを俯瞰して全体像を作ると、何となくその教科の内容を覚えていることがあります。まさにこうした脳の仕組みのなせるワザです。

 
マインドマップは、記憶を助けるメモになります。


脳が記憶する時のメカニズムは、記憶したいものをそのまま覚えるのではありません。


脳は、関連付けをする事で記憶がより強く深くなります。短期記憶であれば、教科書丸暗記も出来ますが、記憶は時間とともに薄れて、やがては忘れてしまいます。


長期記憶というのは、関連付けされた記憶で、記憶したいキーワードに関するイメージとイメージの結合によって記憶が増強されます。


マインドマップは、キーワードを箇条書きにして、時には絵や記号を加えながら書き込んでいきます。





そのため、マインドマップでメモを取ると、記憶がよみがえりやすくなります。

 
短期記憶とは、一夜漬けで経験した事があるのではないでしょうか?





一時的に覚えていても、すぐに忘れてしまうのが短期記憶です。


それとは反対に、長期記憶とは、時間が経っても記憶に残っている事を言います。記憶したい事柄を、長期記憶とするにはコツがあります。


それは、覚えたい事をイメージ化したり、関連付けを行ったりします。関連付けは、例えばゴジラの生年月日を覚えたいとなったら、その年に起こった事やその年の語呂合わせなどをするといいですね。「イイクニ作ろう鎌倉幕府」なんてのは、関連付けですね。


記憶を定着させるには、全体を見渡せるようにするといいでしょう。ただ、従来のノートの取り方であると、記憶するのは一苦労です。


というのも、アクセスしたいキーワードや言葉にたどり着くためには、文章を読まなくてはならないからです。


仮に、マインドマップのようなキーワードのみで相関図を描いてあると、目標とするキーワードに無駄なくたどり着く事ができます。


これが記憶の定着を助けるマインドマップの威力です。

 
記憶は、時間とともに薄れていくのは自分たちの経験で分かりますよね?


その記憶というのは、時間とともに薄れるのですが、ある事をすれば記憶を増強する事が出来ます。


それは休憩と復習です。


休憩は、覚えた事を整理してくれるのに役に立ちます。記憶に関する実験があります。


1)休憩をおかないで持続的に暗記する。

2)1時間記憶した後に休息をとり、再度記憶、そして休息する。


7日後の記憶の定着を見てみると、2)の方が記憶の定着が良かったそうです。


つまり、記憶とは時間が経つと薄れるが、暗記をした後に適度に休息を挟んで再度暗記をすると、記憶が定着しやすいとされています。


これは脳が、インプットされた情報を無意識下で整理することで、記憶しやすくなるという特性があるためです。

 
マインドマップの書き方の基本を見てみましょう。


マインドマップは、難しくありません。いくつかの約束事があり、それは脳の思考方法に則っているので、理解してみましょう。


脳の思考は、水平思考です。垂直思考ではありません。垂直思考とは、従来のノートのように、論理的に考える事です。問題解決する時には、1から始めて10で終わる、という感じです。


水平思考とは、一見テーマと関係ないようなキーワードが出てきたり、1から2へ行くのではなく、1からいきなり8に行ったり、時にはaみたいな全然違う領域になったりもします。


しかし、その水平思考がいわゆるコロンブスの卵的な発想を生みます。


ではマインドマップの書き方の基本を見てみましょう。


1)A4あるいはA3などの紙を用意します。それより小さくても構いません。ボールペンや鉛筆を使います。出来れば3色ペンなど、多色を使うとよりいいでしょう。


2)紙の中心にテーマを書きます。


3)そのテーマに関連したキーワードを、テーマから線を伸ばして、その線上に書きます。





4)そのキーワードに関連するキーワードを思いついたら、その後に線を引いて書き込みます。


5)全く違うキーワードが思いついたら、またテーマから線を引っぱって、線上にキーワードを書き込みます。


6)放射状にキーワードが伸びていくようにします。





マインドマップの基本は、非常に簡単です。わたしは線上にキーワードを書いたら、丸で囲っています。これは応用というか人それぞれです。


ただ一つ注意しなくてはいけないポイントは、文章を書かないという事です。あくまでもキーワードを書くようにしましょう。キーワードを見ただけで、言わんとしている事を連想できるようにしましょう。

 
マインドマップは、なれてくるとどこにでも書けるようになります。


打ち合わせをしている時にひらめいたから、紙ナプキンの上にマインドマップを走り書きした、という人もいます。





また、メモ帳にもマインドマップを使ってメモを取る人もいます。


名刺の裏だって書けちゃいます。ポストイットでもオッケーですね。


A3のキャンパス用紙でもオッケーです。大きければ大きいほどイメージも自由に展開できます。


会議の時に、ホワイトボードに書き込むのもいいでしょう。

 
マインドマップは、いろんな書き方が出来ます。これがダメだと言うタブーもありません。


ルールは簡単で、中心にテーマがあり、そこから枝が伸びて、キーワードを線上に書いていきます。そして、関連したキーワードがあれば、再度その後ろに枝を延ばしていけばオッケーです。


また、左寄せにして、左側中央にテーマを書き、右方向へ枝を延ばすのもありです。





マインドマップは、多くの情報をキーワードやイメージに託して全体をイメージ化して記憶の定着を促します。


ですから、キーワードの代わりに、絵や記号を描いても構いません。また中心から伸びる枝、線の事ですが、カラフルにしてもオッケーです。また線の太さも変えるといいでしょう。


重要なものは太く、色も赤や緑など目立つ色で書いてもいいでしょう。


なれてきたら、自分なりにカラフルなマインドマップを描いてみましょうね。


ただ一つ重要な事は、ごちゃごちゃし過ぎると、情報にリーチするまでに余計な情報を読み込んでしまう事。これでは記憶へのアクセスが悪くなりますから、適度に読みやすいマインドマップにしましょう。

 
マインドマップは、手書きでも十分便利なんですけど、コンピュータを使って書いてみると、違った楽しみが出来ます。


windows用とMac用のマインドマップソフトがリリースされていますので、一度探してみてくださいね。


今回はMac用のマインドマップソフト「Free Mind」を使ってみます。


Free Mindはフリーウェアですから、もし気に入れば使ってみてください。コチラからダウンロードできます。


使い方は直感的でいたって簡単です。




ここでは、ソフトを使うとどういう感じでマインドマップが書けるのか、という紹介ですから、とりあえず概要だけをお伝えしますね。


ざっと使ってみた感じとしては、操作は複雑じゃないので5分程度いじっていれば分かるでしょう。アイコンや色も変えられるので、面白いですね。


コンピュータを使うと、手書きとは違って写真なども入れる事が出来ますから、工夫次第で面白くなりますね。

 
マインドマップの書き方は、基本を押さえればあとは十人十色。


左に寄せて右方向へ書いていく人もいれば、中央にテーマを書いて円形に沿って放射状に伸ばしていく人もいます。


ただ、感覚としては、文章は左から右ですから、どうしても右方向へ枝が伸びがちです。


これも人それぞれですね。


とりあえず、わたしのマインドマップを掲載します。もし自分のマインドマップを公表してもいいよ、と言う事でしたら有り難く使わせていただきます。

 
Macでも当然、マインドマップ用のソフトがリリースされています。


Free Mindというフリーソフトをご紹介します。





下記のページで公開されていますから、興味があればどうぞ。


http://freemind.sourceforge.net/wiki/index.php/Main_Page


ウェッブサイトは英語ですが、ソフトをダウンロードするとメニュは日本語になっています。ですから、それほど迷わずに使えると思います。





日本語の入力は問題ありません。各ノードに日本語を入力しても、文字化けをすると言う事がありませんでした。


ノードをドラッグして、親ノードの右側に置けば右の方へ小ノードが移動します。


操作はかなり直感的なので、5分程度使っていれば、なれると思います。


動作も軽快なので、ストレスはありません。簡単なマインドマップ程度なら、十分実用的だと言えます。


また関連性を付けるための矢印も挿入できますし、アイコンも挿入可能です。線の太さやフォントも変更できます。

 
Nova Mindはマインドマップ用ソフトの中では、比較的メジャーなソフトです。


windows版、そしてMac版と用意されています。


ここではMac版をご紹介します。Mac版は、下記のウェッブサイトからダウンロードできます。30日間の無料トライアルのがあるので、ぜひ一度体験してみてください。





Nova Mind


動作は軽快です。有料ソフトなだけあって、無料のクリップアートが提供されていたり、写真も貼付ける事も出来ます。


Nova Mindの強みは、何と言っても強力なイメージ機能です。写真、クリップアート、線の美しさ、色、背景色に至まで、ビジュアルを十分意識している作りです。





また操作が面白いです。さすがに有料ソフトだけあって、ノードに追加できるエフェクトが多様だし、色も洗練されています。


またファイルや写真も容易に挿入できます。プレゼンテーションや暗記物、そういったものに使うと面白いでしょう。


教師が生徒に何かを教えるのにも、非常に有効な手段と思いました。


他にも、ウェッブサイトにもたくさんの作例が載っていますので、参考にしてみてくださいね。

 
マインドマップは、アイデア創出法としても使えます。もともとの目的が、ブレインストーミングだという事なんですけど、確かにブレインストーミングにも使えます。


今考えるべきテーマを中心に書きます。





そして関連するキーワードを周りに書いていきます。特に順序立てて書く必要はないので、自由に思考する事が出来ます。


一つのキーワードに関連する事が思いついたら、そのキーワードから枝を伸ばして行きます。そうすると、また思考が促されて、次々とアイデアが生まれてくるでしょう。


ブレインストーミングのコツは、とにかくテーマに関係する事であれば何でも挙げていくという事です。そしてアイデアを決して批判しないのがお約束です。


さらに、そのアイデアを自由に配置する事で、テーマを立体的に考える事ができます。


マインドマップは、まさにブレストでは最強のツールです。

 
誰でも文章を書く前に構想を練りますよね?


最近ではプレゼンテーションをする機会も多いですが、いきなりPowerPointなどで書き始めている人もいます。


文章を書く前に、いきなりワードを開いて固まっている人もいます。


こうした人たちに、特にマインドマップを使ってもらいたいですね。わたしは文章を書く前に、必ずマインドマップを使って構想を練っています。


このサイトを立ち上げる時にも、マインドマップを使って構成を整理しました。





手書きなので、キレイではないけど、いつもこんな感じで構成を考えています。


今では、何か新しく立ち上げたり文章を書いたりする時は、必ずマインドマップで必要な事を書き出して、実行する時の設計図にしています。

 
Google Master Planとは、聞いた事ありますか?


Google Master Plan


上記にアクセスすると、グーグル社にあるホワイトボードを見る事ができます。


このMaster Planは、どことなくマインドマップにそっくりです。というより、マインドマップでブレインストーミングをしているんでしょう。





これがグーグルマスタープランです。ちなみに、バージングループの会長まで雇っちゃおうとしています。





グーグルはどうやら宇宙へも進出しようとしています。





怖い事に(?)、グーグルファイナンスなるものを作って、株式市場をコントロールしようとまで考えています。


実際にこれらのマスタープランが本気かどうかは別として、いろんな人のブレストの結果が書かれています。非常に興味深いですね。

マインドマップ120%活用法

マインドマップの書き方やマインドマップソフトのレビュー、そしてビジネスで使えるマインドマップの使い方を解説。重要なメモや考え事は、全てマインドマップで行えます。このサイトを作る時も、マインドマップで構想を考えました。成功者の思考はマインドマップと切っても切り離せません。成功を確実にするには、情報を効率良く整理する方法が必要です。


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